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撮影日 2019/11/14
〔蛋糕:ﾀﾞﾝｸﾞｫ〕ケーキ
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CT歴687853146年1.1
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ﾁｰﾁｬﾝｼｰﾋﾞｨﾝ ﾎｱﾛｰﾊﾟｲﾄｩｪｲ
〜食べ物語り〜机战奇兵 快乐派对:かくして彼らは如何に生きたか 01
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『俺と゛コイツ゛の14日間生巣』
CT歴687853145年12.10
もう何日さ迷っているのだろうか。
草木の一本一本が霞んでゆく
視覚センサーも大分劣化しているようだ。
出口は見えない。
ひたすらに歩き続け、膝が軋む。
歩く速度が、目に見え て遅くなっている。
もしかしたら、抜け出す方法は判るのかもしれない。
ならば、どうして迷い続けているのか。
ただ、この森が好きなのかもな。
いぃや、違う。抜け出す気力がないんだ。
今の俺には気力がないんだ。
数日前に森の中で゛コイツ゛と出会った
人懐っこく、ころころ と近づいて来た
それ以来の仲だ
毎日、俺の膝の上に乗りたがる
毎日、俺の膝の上で腹を見せる。
楽しかった・・・戦いばかりの人生で唯一、
安らぎを感じた数日間だった。
CT歴687853145年12.24
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数日経ったころ感じた
゛こいつ゛は衰弱していっている
俺は、満ち満ちた気力がトランスフォームコグを活性化させるのを感じた。
「俺の事、...食べていいからな」
トランスフォームコグが限界を超え溶けてゆく....
金属遺伝子が致命的にバイオ物質へと変質していった。
もう二度と金属の体へは戻れない。
俺みたいな、有機型トランスフォーマーはコグを暴走させる事で完全な有機体へと変形することができる。
ただし体の構造がDNAレベルで書き換えられる為、一生で一度きりだ。
『俺自身、抜け出す方法は判っていた。とっくに分かっていた。』
フェイスハガーは泣きながら喰らった
『じゃあ、どうして迷い続けているのか』
喰らいながら、哭いた
『ただ、この森が好きなのも嘘じゃない』
かじる、噛じる、齧る、囓る、カジル
『抜け出す気力がなかっただけなんだ』
途中何度も吐瀉しそうになった。だが吐くわけには、いかなかった。
『もう、生きていたくないんだ....』
何度も飲み込んだ。
『仲間はみんな死んじまった、俺だけが存在していても意味は無い』
何かを体に入れる代わりに、
『俺の命に価値は無い』
何かを出さないといけないのだろうか。
『価値を見いだせない』
涙腺が涙を吐き出し続けた。
『必要ない』
「ありがとうな...俺を食べてくれて....」
「俺の命を・・・使ってくれて」
「金属のショートケーキである、この俺が・・・生きた証を残すことができた。」
「笑っちまうよなぁ...メタルのケーキだぜ、、、しかもホールだ」
「ベクターシグマは、なんだって俺達みたいなのを作っちまったんだろうなぁ」
「で・・も・・良かっ・・こい・・を生かして・・やれ・・る...ﾍﾞ..ｸﾞﾏ...」
「あり・・・・が・・・」
蛋糕ﾀﾞﾝｸﾞｫの示した人里へと゛コイツ゛は一直線に向かっていった.....
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CT歴687853146年1.1
都会では貴方の悲鳴は・・・皆に聞こえる
「ALIEN 〜快乐派对〜蛋糕.編」
・・・・・・・・・・・・命は口から継ってゆく・・・・・・・・・・・・・・・
ﾁｰﾁｬﾝｼｰﾋﾞｨﾝ ﾎｱﾛｰﾊﾟｲﾄｩｪｲ
〜食べ物語り〜机战奇兵 快乐派对:かくして彼らは如何に生きたか 01
『俺と゛コイツ゛の14日間生巣』
今年のクリスマスはショートケーキをホールで食べよう!
完
ﾀﾞﾝｸﾞｫ
蛋糕〔ケーキ〕の仲間の一人
愛犬と共に彷徨う〔汉堡〕ハンバーガーは仲間の行方を見つけられないでいた
ﾁｰﾁｬﾝｼｰﾋﾞｨﾝ ﾎｱﾛｰﾊﾟｲﾄｩｪｲ
〔机战奇兵 快乐派对:かくして彼らは如何に生き伝説となったか 02〕
「所詮この世は、バーガーし合い」 続く.....
